基本的に脂肪肝の症状を見極めるのは難しい

苦しむ女性

人は脂肪肝自体で命の危険にさらされることはありませんが、脂肪肝は肝硬変や肝がんなどの怖い病気を併発する元凶となります。
脂肪肝にかかっているということは肝臓が悲鳴を上げている危険サインであり早急な対処が必要です。

 

とはいえまずは自分が脂肪肝にかかっているかどうか?を知ることが先決ですね。

 

ここでは脂肪肝にかかった人の主な症状について解説していきます。

 

脂肪肝に初期症状なし!?

 

いきなり落胆させるようなことを言いますが、実は脂肪肝には初期症状がほとんどないのです。
「肝臓は沈黙の臓器」という言葉があるように肝臓は多少の疾患ではねをあげない、いやあげてくれないのです。(あげてくれれば早期発見が出来ますね)

 

そのため脂肪肝になったくらいではほとんどの方が症状を自覚できません。
さらに脂肪肝が進行した症状である肝硬変にいたっても1/3の方は初期症状がないので、肝臓のタフさには舌を巻きます。

 

では脂肪肝にかかっているかどうかを症状から見極める方法はないのか?といえばそうでもありません。
脂肪肝にもしっかりとした症状があるのです。

 

脂肪肝の数少ない症状

 

お医者さん

脂肪肝にかかっている方に現れる症状とは、疲れやすい、全身の倦怠感、頭がボーっとするといった体調の違和感です。

 

脂肪肝にかかると血液はいわばどろどろ状態であり、肝臓から体の各部位に適切な栄養が供給できなくなります。
そのため疲れやすいなどの体調の違和感や、エネルギー不足を常に感じることになるのです。

 

また風邪のような症状が出る場合もあるので脂肪肝であるかどうかの見極めはそう簡単ではありません。

 

もしも常日頃から体調の違和感やエネルギー不足を感じているのであれば、一度検査に行ってみてはいかがでしょうか。

 

そして「自分は痩せ体質だから大丈夫」と考えている方にも注意して欲しいと思います。
たとえ痩せていても脂肪肝になる可能性は十二分にあるのです。

 

脂肪肝を見極める生活習慣

 

お医者さん

全身の違和感やエネルギー不足だけで脂肪肝かどうかを見極めるのは少々難しいかもしれません。

そこで脂肪肝を引き起こしやすい生活習慣を以下にまとめておきます。

 

・毎日飲酒している
過剰なアルコール摂取は脂肪肝の原因No.1です。
日に1合以上の日本酒(ビール大瓶1本、ウイスキーダブル2杯相当)は要注意です。

 

・肉類を好んで食べる
偏った食生活は脂肪肝になるリスクを高めます。
糖質ダイエットと称して炭水化物をまったく摂らないと脂肪肝の原因となります。

 

・夜間食事を取る
夜間の食事は肥満の原因となります。
肥満はアルコールに次いで脂肪肝になる可能性が高い原因です。

 

・運動不足
運動をしないことにより太りやすい体質を作っています。

 

 

もしもこの中の一つでも当てはまり、体脂肪が気になっているという方は脂肪肝である可能性があります。
といっても脂肪肝は内部のレントゲンを取り検査を受けようやく診断されるものなので、これらはあくまで指標の一つです。

 

しかし自覚のない症状に意識を向けるよりも、生活習慣から脂肪肝であるかの判断を行うのがベストでしょう。

 

最後に前述した脂肪肝の症状についてですが、体の不調やエネルギー不足といった症状が出た場合はすでに脂肪肝が進行している可能性が高いです。
そのため症状が出ていなくても運動不足や肥満を感じていたら「自分は脂肪肝かも?」と疑ってください。

 

 

今回脂肪肝の主な症状について紹介しましたが、皆さんがあてはまる項目はありましたか?
現代人の1/4が脂肪肝と診断されているなか、脂肪肝とはどんな方にも発症のリスクがある病気です。

 

そして大切なのは早期の発見と治療。
体に少しでも違和感を感じていたり不摂生による体調の悪さがあれば、すぐでも検査を受けてみてください。

 

皆さんも生活習慣には十分注意し、脂肪肝を予防しましょう。

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