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鉄分の摂りすぎに注意!肝臓の炎症を招く?!

脂肪肝と診断された方の多くは脂質や糖質の過剰摂取を避け、食事制限をして肝臓の脂肪率を下げるよう努めているかと思います。
しかしそれ以外にも食事で気を付けるべきものがあるのは知っていますか?

 

それは”鉄分”です。

 

実は鉄分の過剰摂取は肝臓に炎症を招く元凶となるのです。

 

そこで今回はなぜ鉄分が肝臓に良くないのか?を紹介していきます。

 

肝臓と鉄分

 

”しじみは生きた肝臓薬”という言葉を聞いたことはないでしょうか?
これは、しじみに含まれるタウリンやオルチニンといった栄養素が肝臓の機能を回復する効果があると言われているからです。

 

しかし脂肪肝や脂肪性肝炎を発症してる場合、しじみは肝臓に悪影響を与える食事へと変わってしまいます。
その理由はしじみに含まれる豊富な鉄分です。
他にもほうれん草やレバーなど肝臓に良いとされている食べ物は鉄分を多く含んでいるため、脂肪肝と診断された方が食べるのは要注意。

 

なぜ鉄分はここまで脂肪肝を発症している肝臓に悪いのでしょうか?

 

肝臓はもともと鉄分を蓄える機能があるのですが、脂肪肝や脂肪性肝炎時には鉄分を過剰に蓄えてしまう性質があります。
その上にさらに鉄分を摂取することで鉄分から発生したフリーラジカル(活性酵素)が肝細胞やDNAを傷付け、炎症を起こしてしまうのです。
さらに脂肪肝や脂肪性肝炎を発症しているとフリーラジカルを抑えるための抗酸化物質が極端に少なくなっている状態なので、肝臓はさらに炎症を起こしやすくなるのです。

 

慢性肝炎を発症した患者は体内の鉄分を少なくするために、血液を抜きとる瀉血(しやけつ)療法を施す場合があるほど鉄分を制限しなくてはならないのです。

 

極端な制限もNG

 

脂肪肝や脂肪性肝炎を発症しいているときも、鉄分は赤血球の形成に必要不可欠であり、不足することで貧血や様々な弊害を引き起こします。
そのため鉄分を極度に制限することも体に悪いのです。

 

鉄分の一日の目標摂取量は6mgであり、あさり100gには7.0gの鉄分が含まれているので一日摂取量を超えます。
どんな食べ物にどれくらいの鉄分が含まれているかは意外と知らないことが多いので、以下に主な食材の鉄分を紹介します。

 

≪肉類≫
・豚レバー13.0mg
・鶏レバー9.0mg
・牛レバー4.0mg
・牛タン 2.5mg
・鶏砂肝 2.4mg
・豚タン 2.3mg
・牛モモ 1.1mg

 

レバーや砂肝など内臓系のお肉は血液が多い分鉄分も多いようですね。

 

≪魚介類≫
・干しひじき55.0mg
・煮 干 し18.0mg
・干し海苔 10.7mg
・あ さ り7.0mg
・赤 貝  5.0mg
・わかさぎ 5.0mg
・ほっき貝 4.4mg
・カ ツ オ1.9mg
・い わ し1.8mg
・さ ん ま1.4mg
・さ ば  1.1mg

 

魚介類は貝や海藻といった食材にかなりの鉄分が含まれています。

 

≪野菜・豆類≫
・大 豆  9.0mg
・黒 豆  9.0mg
・パ セ リ7.0mg
・インゲン豆6.0mg
・菜 の 花2.9mg
・小 松 菜2.9mg
・枝 豆  2.7mg
・そ ら 豆2..mg
・ほうれん草2.0mg
・春 菊  1.7mg

 

豆類は基本的に鉄分が高いので食べ過ぎは要注意です。

 

 

 

最後に、食事の鉄分制限は常に6mgを下回らなければならないわけではありません。どうしても鉄分の多い食べ物を食べたくなるときもあるでしょう。
そんなときは毎日の平均値で鉄分の摂取量を考えてください。

 

たとえばその日の鉄分を8mg程度摂取してしまったのなら2日続けて摂取量を5mgに落とすなど、工夫することで多少オーバーしてしまう一日があっても構いません。

 

鉄制限はストレスを感じない程度に抑え、多少意識するだけでも肝臓をいたわることができるのです。

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