脂肪肝の時でも飲んでいいお酒と飲まないほうがいいお酒

ビール

”日本人1人あたりの年間酒消費量、93リットル”

 

皆さんはこの数字を見て多いと思いますか?それとも少ないと思いますか?
この感覚の違いで普段酒を好んで飲んでいる方かそうでない方かが判断できますね。
ちなみに350ミリリットルのビール缶に換算すると265缶分であり、2日に1缶以上のペースでお酒を飲んでいることになります。

 

そしてお酒が原因で起こる生活習慣病といえば脂肪肝。
近年健康番組などでも頻繁に取り上げられていることから、脂肪肝に対する知識も徐々に浸透しています。

 

脂肪肝になる多くの原因がお酒であることから、脂肪肝を患った方は禁酒をしているかと思いますが、酒好きな方にとって禁酒はなかなかのストレスですね。
しかし必ずしも禁酒をする必要性はなく、糖質が含まれているお酒を避ければ飲酒も許されるのです。(ただし適量)

 

今回は脂肪肝にかかっている愛飲家に向け、飲んでいいお酒・飲んではいけないお酒を紹介していきます。

 

脂肪肝にかかっていない方でも今後のことを考え参考にしてください。

 

お酒には3つの種類がある

 

お医者さん

まずお酒の種類に関してですが、お酒は醸造酒、蒸留酒、混成酒お3つに分類されます。

この中で脂肪肝にかかった方が飲んでもいいのは蒸留酒のみ!

 

・醸造酒(じょうぞうしゅ)
醸造酒は米や麦といった糖質が含まれる原料を酵母によりアルコール発酵させたものであり、ビールや日本酒、ワインといったものがこれにあたります。
特徴としては糖質が高くアルコール度数は16〜20%程度が限界であることです。
糖質は脂肪肝にとって天敵なので、当然醸造酒は控えるべきお酒です。

 

・蒸留酒(じょうりゅしゅ)
蒸留酒は醸造酒を蒸留して精製されたお酒であり、ウイスキーや焼酎、ウォッカなどがこれにあたります。
なぜ蒸留酒は脂肪肝にかかっていても飲んでもいいのかというと、醸造酒から糖質を取り除いたお酒が蒸留酒だらです。
つまり糖質オフなので脂肪肝時に飲んでも問題ありません。(ただし適量)

 

・混成酒(こんせいしゅ)
混成酒は醸造酒や蒸留酒、さらに果汁やその他の原料を配合したり漬け込むことで作られるお酒であり、梅酒や果実酒などがこれにあたります。
果汁などには糖質が含まれてるうえ、味を調えるために糖分が多量に含まれていることもあるので醸造酒同様控えるべきお酒です。

 

蒸留酒は肝臓にいい?

 

お医者さん

あくまで醸造酒や混成酒と比較しての話ですが、蒸留酒は肝臓に優しいお酒と言われています。

 

実はお酒に含まれるアルコールにもいくるか種類があり、醸造酒には複数のアルコールが含まれています。
複数のアルコールが含まれていることでビールや日本酒、ワインなどの独特な”旨み”を引き出しています。

 

しかし肝臓はアルコールの種類が多くなるほど解毒能力が低下するので、二日酔いになりやすく肝臓にかかう負荷も大きくなります。

 

それに対し蒸留酒に含まれるアルコールはほとんどが1種類なので、肝臓に大きな負荷をかけることなく飲むことができるのです。
よくビールや日本酒などを飲むよりも、ウイスキーや焼酎といったお酒を飲む方が次の日スッキリとしている経験はないでしょうか?
これにはアルコールの種類が関係していたのですね。

 

ちなみに混成酒は蒸留酒から作ったものだとしても、果汁など他の原料が混ざることによりアルコール分解が難しくなるので肝臓に大きな負荷がかかります。

 

 

いかがでしょうか?これまで脂肪肝により禁酒をしていた愛飲家の方にとっては朗報なのではないかと思います。
しかし何度も言うようにあくまで適量の飲酒に限ります。

 

たとえ蒸留酒でも飲みすぎると肝臓のアルコール解毒脳能力を超え、肝臓に大きく負荷をかけることで肝機能が低下します。
そうなると肝細胞へ中性脂肪が蓄えられやすくなってしまうので逆効果です。

 

脂肪肝にかかっている方は飲酒の際、飲むお酒と適量に十分注意しましょう。