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食事の感覚を空けすぎるのは中性脂肪が溜まる原因

”食事の間隔を空け過ぎると太る”とはよく耳にしますが、太るだけならまだしも脂肪肝の原因にもなりかねません。

 

脂肪肝とは中性脂肪は肝臓に30%以上蓄積された状態であり、生活習慣病として恐れられている症状の一つです。
脂肪性肝炎、肝硬変、肝臓がんなどへと進行するおそれもあります。こわいですね。

 

ちなみに中性脂肪の増加は脂肪肝だけでなく高脂血症など動脈硬化の発症リスクを高める症状をも誘発してしまいます。

 

なぜ食べ過ぎるだけでなく食事の間隔が中性脂肪に影響するのか?

 

今回は食事が中性脂肪に与える影響について紹介していきます。

 

食事は1日3食規則正しく

 

小さいころから食事は1日に朝・昼・晩と摂るのが常識かつ大切であり、そこに疑問を抱く方は少ないと思います。

 

ではここで、なぜ1日3食摂ることが大切なのか?を改めて考えてみましょう。

 

・体内時計を正常に保つ
早稲田大学が行った研究では、朝7時・正午・夜7時に規則正しく食事を摂らせたマウスの体内時計を計測。
毎回朝7時の朝食を摂った時点で体内時計がリセットされることが判明しました。
つまり朝食を抜くことで正午の食事まで体内時計がリセットされず、不規則な生活をしているのと同じということですね。

 

・食事の間隔が空くと太る
冒頭でも述べましたが、これは絶食時間が長くなると体が飢餓状態に陥り、次回の食事の際に必要以上にエネルギーを吸収してしまうことが原因です。
さらに中性脂肪の合成も活発化するので、肝臓や血液中に中性脂肪が溜まりやすくなり脂肪肝や高脂血症を引き起こす原因となります。

 

・脳の栄養が不足する
脳は血液中の糖分が変換されたエネルギーを栄養としていますが、1日3食摂らないことで脳の栄養が不足します。
栄養が不足した状態だとボーっとしたり集中力が続かないといった症状が出ます。

 

このように1日3食規則正しく食事を摂ることは非常に重要であり、食事が不規則になることで日常に支障をきたすことすらあるのです。

 

そして前述したように不規則な食事は中性脂肪の合成を活発化させ脂肪感や高脂血症を引き起こす原因となります。
これまで当たり前のように認識していた1日3食規則正しくという常識の中には、医学的に裏付けられた理由があったのですね。

 

特に重要な”朝食”

 

食事の中でも特に重要なのが朝食であり、1日のリズムを作ったり昼食まで活動するためのエネルギーを補給するといった役割があります。
しかし最近では”朝食抜きダイエット”をしている方や、朝食自体食べないことが習慣化している方が多いようです。

 

実は、昼食抜きは健康面はもちろん仕事面などにおいてもデメリットだらけなのです。

 

・集中力の低下
前述しましたが朝食を抜くことにより脳に栄養がまわらず、日中頭がボーッとしたり集中力が持続しないなどの症状が現れます。
英国の調査会社であるイプソン・モリ社の調査によると、朝食を抜く人は朝食を摂る人と比較して労働生産性が著しく低下するとの調査結果が出ています。

 

・太りやすい体に
朝食を抜くことで前日の夕食から昼食の時間まで十数時間も食事を抜いたことになります。
これでは体が飢餓状態に陥り昼食時に必要以上のエネルギーを摂取してしまうのです。
また、朝食を抜いていたことで昼食を食べすぎ、糖質を摂り過ぎて血糖値が上昇するというデメリットも。

 

朝食を抜いた方がいい場合もある

 

1日の原動力ともなる朝食ですが、場合によっては朝食を抜いた方がいいときがあります。
それは前日に食べ過ぎたり飲みすぎたりした場合です。

 

前日食べ過ぎた状態でお腹も空いていないのに朝食を摂るのは逆効果です。
胃や肝臓が休みたがっているときに無理やり働かせるようなもので、かなり大きな負荷がかかります。

 

そのため前日の食べ過ぎや飲み過ぎでお腹が空いていないときは無理に朝食を摂らず、胃や肝臓をいたわりましょう。
温かい飲み物を飲むと胃や肝臓の機能を回復させることが出来るので、無理のない程度に飲むと良いかもしれません。

 

 

 

いかがでしょうか?食事の摂り方ひとつで中性脂肪が溜まるか溜まらないかは決まり、朝食を抜くことで様々な弊害が発生します。
もしも現在脂肪肝や高脂血症にかかっているという方は、食事の量よりも摂り方に気をつかってみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに食事の間隔は5時間以上空けると体が飢餓状態に陥るので、忙しくて5時間ごとに食事を摂れないという方はナッツ類やカカオ70%以上のチョコレートなどを間食に挟むといいでしょう。