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肝臓の病気の末期・肝臓がんとは?

B型・C型肝炎などウイルス性のものだけでなく最近では不摂生がたたり肝臓がんを発症してしまう事例も多く、肝臓の調子を気にしている方も多いのではないでしょうか?
肝臓病の末期とも言える肝臓がんは私たち現代人にとって決して他人事ではない病気です。

 

そして肝臓がんを予防するにはまず肝臓がんについて知ることが大切。

 

そこで今回は肝臓がんとは何なのか?なぜ肝臓がんになるのか?など、肝臓がんに関する情報を紹介したいと思います。

 

肝臓がんの怖さを知り生活習慣を見直すためにもぜひ読んでみてください。

 

肝臓がんとは

 

肝臓がんは肝細胞の中から発生する原発性のものと、肝臓以外の部位から転移する転移性のものがあります。
さらに原発性の肝臓がんは肝細胞自体にできる肝細胞がんと、肝臓の中にある胆管細胞にできる胆管細胞がんの2種類があります。
一般的に”肝臓がん”というと原発性の肝細胞がんを指すことが多いです。

 

肝臓がんの発症率は部位別でみると成人男性で4位、女性で5位とトップクラスに入り、さらには致命率も69.4%と非常に高い数値を出しています。
ちなみに胆管細胞がんの致命率は79.6%と、致命率No.1のすい臓がんに次いだ数値となっています。

 

肝臓がんの原因

 

肝臓がんを発症する患者の多くはいきなり発症するのではなく、慢性肝障害から発症するとされています。
そのうちの70%は肝硬変、そして25%は慢性肝炎が原因です。

 

・肝硬変とは
慢性肝炎にかかり細胞が炎症を起こすと壊死や線維化(結合組織が異常増殖する状態)が繰り返され、次第に肝細胞が硬化・萎縮していきます。
この症状を肝硬変と呼び、硬化・萎縮した肝細胞は元に戻ることはありません。
肝硬変は「肝臓病の終着点」とも呼ばれる病気であり、肝臓がんに次いで肝臓病の末期状態と言えます。
主な原因はアルコールの過剰摂取であり、米国では死因ランキング上位に常にランクインしています。

 

・慢性肝炎とは
肝臓が慢性的に炎症を起こしている状態であり、慢性肝炎患者の90%はウイルス性のものとされています。
しかし最近ではアルコール性肝炎や非アルコール性肝炎など生活習慣により発症する患者が多く、生活習慣病の一つとされています。
アルコール性肝炎や非アルコール性肝炎患者のほとんどに脂肪肝と呼ばれる、肝臓に過剰に中性脂肪が蓄積されている症状が見られ、脂肪肝と診断されたことがある方は要注意です。

 

肝臓がんの症状

 

厄介なことに肝臓がんは初期症状がほぼなく、気付いたときにはがんが進行しているというケースが多々あります。
肝臓はとてもタフな臓器でなかなか弱音を吐くことがなく、「肝臓は沈黙の臓器」と比喩されることも。

 

しかし肝臓がんにも気付きづらいわずかな症状はあります。それは全身の倦怠感や疲れやすいといった症状です。
これは肝臓が正常に機能していないことから体に蓄積された乳酸を分解しきれずに現れる症状と考えられています。
普段の体調不良や風邪などと区別が付きづらいことから放置しておく方が多いようです。

 

肝臓がんが進行していくと腹痛、お腹が張る、食欲不振などの症状が徐々に現れはじめます。
そしてがん細胞が広範囲にわたって進行すると黄疸や肝不全などを初めとする様々な症状が現れ始めますが、すでに末期状態となっていることが多いです。

 

肝臓がんの治療

 

最も有効的な治療はがん細胞に侵されている部分を切除・摘出してがんの進行を抑える治療です。
肝臓がんは健康な状態であれば2/3程度を切除しても機能的には問題なく、しばらくするともとの大きさまで再生します。

 

しかし肝硬変や慢性肝炎を併発してる場合切除出来る範囲が限定されてしまいます。
そのため肝臓の合併症の有無や年齢などを考慮して切除する範囲が決めれらます。

 

 

最後に、肝臓がんは再発率が非常に高いがんであり、一度発症すると完璧に治癒するまで長い年月が必要となります。
だからこそ普段の生活習慣を改め、肝臓がん予防をすることがとても重要なのです。

 

不摂生がちと感じている方は、すぐにでも生活習慣を改め肝臓を十分にいたわってください。